補足インデックスの恐怖
Google で検索していると、検索結果リストの中に「補足結果」と書かれた項目があることに気がつきます。実は Google は2種類のインデックスを所有していて、ページデータを収集するにあたって類似のデータがページに多く含まれている場合に「補足インデックス」というインデックスにデータを入れてしまうのだそうです。SEO 上の観点からすると、ページが補足インデックスに入れられてしまうことは非常に“まずい”といわれています。
ところでこの補足インデックス、最近注目されているトピックではありますが、広くインターネット状況を考えるなら仕方がないことなんです。類似データが増えるのは”あたりまえ”だからです。
ブログやその他 CMS の普及、データベースやウェブサービスの一般化、RSS といったシンジケーション技術の発達などなど、データを扱う技術が急な発達を見せる一方、コンテンツ制作は結局マンパワーに依存します。このアンバランスがコピーデータをネットに増殖させています。情報が飽和しつつあるインターネット事情を考えてみるなら、データの重複という現象が広く蔓延するのは避けられないのです。たぶん。
せっせとコンテンツ制作に励む日々に終わりは来ないのですね。
