動画コンテンツについての裏方の視点メモ

最近ビッグデザイア東京では、風俗嬢を紹介するプロフィール動画や風俗体験取材の動画版である風俗体験動画に力を入れています。

風俗嬢がいかにセクシーであるか、風俗店で遊ぶとどれほど気持ちいいのか、文章では表現に苦労する感覚情報にとって、動画ほど向いたメディアはありません。これは人が情報を知覚するときにもっとも視覚に依存しているからだといえます。

ただし、動画に含まれているさまざまな要素を誰がどう受け取るのかをコントロールするのは、文章とは比較にならないぐらい難しくなります。だから動画コンテンツに必要な技術を習得したり提供してもらったりするコストが文章より必然的に大きくなります。また、動画情報を転送するトラフィックは膨大な量ですが、アニメでない限りその大半はコントロールされない情報となるため、無駄も大きくなります。

サイトを制作するという裏方の視点からすると、これはなかなか厄介な問題です。ニコニコ動画YouTubeのようなコミュニケーションの場を提供するサイトならば、どのような情報がそこで交換されていようともユーザー次第なのですが、情報を提供するサイトである以上、言わんとすることを正確に伝えることができなければ本末転倒になってしまいます。

基本となるのはやっぱり言葉の力。これはアニメーション監督の押井守がTVか何かで言ってましたが、そのとおりだと思います。動画自体には感情を呼び起こす強い力はあるのですが、情報伝達という点では非常に難しいので、結局TVニュースのように言葉で内容を明確にした後で映像で補足するという形式がベターです。

ただし例外もあります。動画自体にはっきりとした意味があるように見える場合です。ニューヨークの世界貿易センタービルの崩壊の映像のようなものですね。ところであれと比較するのもどうかと思いますが、エロをモチーフにした映像には似たような強い吸引力があります。

感情を喚起しつつ的確に情報も伝える、そんなことができればいいなーと夢見る日々です。

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