ファインダビリティの向上のために

風俗店情報ビッグデザイア(http://www.bigdesire.co.jp/)の制作スタッフによるブログです。最近は技術的な話ばかりでフーゾクの話が少ないです・・・。

日々サイト更新していると、嫌でも SEO について考えなければならなくなります。ページの文章の最適化とか外部リンクを増やすとか、そんな技術的なあれやこれやですね。話題のコンテンツを掲載することによる注目度アップとか、ニュース性の高い記事の配信とか、コンテンツの質の向上ももちろん重要なのですが、まずは検索エンジンを通じて人に見つけてもらわなければ、そのサイトは存在していないのと同じなのです。

サイトの集客を考えたとき、大きく二つのステップがあります。まずはサイトの発見、次にコンテンツへの注目です。

とりあえずブログを例にかんがえてみましょう。ブログではアテンション・デバイド、すなわち人から注目されるブログとそうでないブログの格差が大きい事がいわれています。アテンション(注目)を集めるブログは「しょこたんぶろぐ」の例を見るまでもなくものすごい数の人がアクセスしますが、そうでないブログは悲しいぐらいアクセスがありません。ただしブログの場合、発見しにくいことが問題になることはほとんどありません。この発見しにくさ(発見しやすさ)のことをファインダビリティといいますが、ブログはもともとファインダビリティが高くなるようになっています。

なぜブログの場合ファインダビリティが問題にならないのでしょうか。ブログはその機能として、記事を更新したときに Ping という信号をあちこちにばら撒くようになっています。さらに記事を RSS という汎用の形式で要約できるようになっています。Ping を元に更新をチェックしている RSS リーダーなどのプログラムは、Ping を受け取って記事の要約を自動でチェックして、記事を掲載してリンクを張ります。このようなサイトがネット内に多数存在しているため、ブログは記事単位で勝手にあちこちからリンクされるようになっています。この二つの機能がブログのファインダビリティを高めているのです。

ブログ以外の普通のサイトの場合、アテンションを集める以前にファインダビリティを高めアクセスを集める必要がります。コンテンツの良し悪し以前に、まずはサイトそのものを発見してもらわないといけません。SEO というのは検索サイトでの上位表示によってこのファインダビリティを高めるための技術です。そのほかバックリンクを増やしたりすることもファインダビリティ向上につながります。

ブログでないサイトでもブログ並みのファインダビリティを得ようと思ったら、とりあえず RSS 配信と更新Pingの送信を行えばいいでしょう。これによってサイト更新情報を広範囲に告知し RSS 配信を行うことができるようになります。また、こまめに情報更新されているサイトは検索ロボットのクロール頻度が上がるので、検索エンジンへのインデックス登録がよくなります。

バックリンクを増やすためには、ソーシャルブックマークを活用できます。有益なサイトだと人が思うからソーシャルブックマークへの登録が増加するのだとするとこの順番は逆に思えるかもしれませんが、集客はまずサイトの発見からしかスタートしませんので、とりあえずやっておきましょう。

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